プログラム詳細

   十勝 要事前申込み
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スロートーク&ワークショップ
「土と暮らす豊かさ」

畜大OBの氏本さんと小泉さん。畜大卒業後は、稚内で大規模な宗谷岬牧場として長年活躍し、2007年に故郷の人口500名の祝島に戻り、数匹の放牧豚の飼育から暮らしが始まった。
熊本水俣の天野浩さんは、水俣の山の上で無農薬栽培のお茶と紅茶を栽培している。その紅茶は、老舗「とらや」の羊羹の食材となった。猿払で新規就農した小泉さんと共に、それぞれの地域で暮らす豊かさの本質を楽しく愉快に語りあってもらう。小さな離島祝島は、今若い人たちの移住が増えているという。そこに何かヒントがありそうだ。


出演:氏本長一(山口県祝島)、天野浩(水俣市)、小泉浩(猿払村)


  • 開催日時:2015年11月2日(月) 15:30~16:20
  • 開催場所:帯広畜産大学 かしわプラザ内 マルチルーム1
  • アクセス: 4 帯広畜産大学(帯広市稲田町西2線11)
  • 定員:70名【要事前申込み】
  • プログラム参加費:入場券
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氏本長一(うじもと・ちょういち)

1950年生まれ。山口県祝島「氏本農園」代表。帯広畜産大学卒、北海道稚内市営牧場長、宗谷畜産開発公社宗谷岬肉牛牧場長などを歴任、在任中は教育ファーム認証や日本初の家畜福祉を含む肉牛トレサビリティ認証を取り入れた経営を展開する。
2007年生地である瀬戸内海の祝島に帰り、小規模離島の耕作放棄棚田で無畜舎放牧養豚や再生した棚田での無農薬無肥料の水稲、果樹(びわ)、野菜の栽培、それらの食材を使った地産地消「こいわい食堂」を経営するかたわらで児童の食育教育、福島児童の保養、大学ゼミ合宿などの受入れにも取り組む。 ほかに一般社団法人祝島千年の島づくり基金役員など。

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天野 浩(あまの・ひろし)

1975年水俣市生まれ。
1997年家業の無農薬・無化学栽培の茶農家として就農。 緑茶・紅茶・ウーロン茶など多様な お茶づくりに取り組む。
また地域活動へも積極的に参加。 公害の原点とも言われる「水俣」。 その地域再生の根っこにある「地元学」の実践も続けている。
2011年、東京に本店を置く老舗和菓子店「とらや」の紅茶羊羹の原料茶葉として、自社工房の紅茶が採用される。 世界各地から生態系を崩さない農法を学ぶために青年が訪れている。水俣市認定環境マイスター。 株式会社 天の製茶園 代表取締役

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小泉 浩(こいずみ・ひろし)

1964年生まれ、埼玉県志木市出身
北海道の農業に憧れて帯広畜産大学に進学、24歳の時に最北の村、猿払村に酪農として新規就農する。 就農当時から27年間、搾乳牛40頭の放牧酪農を変えることなく営農する。
20年前から、土作りの為の勉強会であるSRU北海道に参加し、長く宗谷支部の事務局長を務める。
また10年前から、北海道北部の有志と立ち上げた「天北放牧ネットワーク」の代表として、毎年テクニカルセミナーを開催するなど、放牧を科学的に勉強する必要性を重視した活動を続けている。
同時に猿払村新規就農受入推進協議会を立ち上げ、若い人たちに酪農の魅力を伝える活動、酪農技術の教育、就農までの斡旋などを行っている。
牧場は、搾乳牛以外にも肉牛や羊、鶏を飼い、肉や乳製品は自給を目指している。