パネルディスカッション「たべものでつながる。ここがおらの居場所。」

みんな、「たべる」。
「たべる」は、楽しい。
だから、「たべる」は、どんな人とも、楽しく、つなげてくれる。
小さい人も、大きい人も。異なる国の人とも。異なる考えの人とも。ふだん話すきっかけのないご近所さんとも。

みんな、誰かとつながりたい。
「たべもの」があれば、人が集まる。
だから、「たべもの」は、人が楽しくつながる「場所」をつくってくれる。
ここが、わたしの、ぼくの、おらの、居場所。

小さな場所かもしれない。
でも、そんな場所が誰にもあれば、みんなの心が平和になる。そうしたら、世界が平和になる。
小さなことからはじめたい。大きなことへの一歩を・・・。

分科会では、そんな場所づくりをしている人たちからお話を聞きます。いつの間にか、一歩のための、何かの種がもらえていることでしょう。

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ゲスト：村上岑子さん（いしかり食と農カレッジ うかたまグループリーダー）、堀直美さん（沼田町　直売所らんらん畑、産直グループ愛菜ママ代表）、細谷誠さん（占冠村　村民食堂）、田部徹さん（北野まきば町内会会長）

進行：野谷悦子（フリーライター）

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• 開催日時：2015年11月7日(土) 14:00〜15:00
• 開催場所：北海道大学FMI国際拠点 ディスカッションプラザ（2F）
• アクセス： 3 北海道大学FMI国際拠点（札幌市北区北21条西11丁目）
• プログラム参加費：入場券

村上岑子（むらかみ・みねこ）

石狩市
いしかり農産加工グループ副代表。札幌市のベットタウンであり、農業、漁業も行われている石狩市において、消費者、生産者が共に地元の食材を使った加工 品や伝統的な家庭料理を作りながら交流している。手作り味噌には特に力を入れている。畑の見学や産直も行う。つながりが希薄になりがちな新興ベッドタウンにおいて、食べ物を通して地元の魅力再発見、地域のつながり作りにつなげている。

堀　直美（ほり・なおみ）

沼田町
沼田町で仲間の農家女性と協力し、直売所らんらん畑、産直グループ愛菜ママ、沼田町食生活改善協議会を運営する。直売所は野菜や米を売るだけでなく、地 域の人たちの交流の場として親しまれている。また、地元の食材を知り、おいしく食べて、健康になることを目的とした料理教室や、子どもたちへの食育活動にも力を入れている。

細谷　誠（ほそや・まこと）

占冠村
ワイルドライフ北海道代表　アウトドアガイド　村民食堂店主
1958年美瑛町生まれ。高校卒業後、陸上自衛隊第一空挺団情報偵察小隊で10年。北海道へ戻り、唯我独尊でハムソーセージ、カレー職人。トマムリゾートで、スキーパトロール、アクティビティ部門立ち上げ。その後、(株)スポートピア富良野事業所、占冠湯の沢温泉森の四季立ち上げを経て、地域カフェぼっこてぶくろ内で村民食堂をはじめる。源流から海へ鵡川135kmツアー主宰、スローフードしむかっぷ事務局長

居酒屋たそがれ

札幌市清田区の北野まきば町内会が、月に１回、町内会館で開催。食べ飲みを通して、地域のつながりや居場所が出来ている。