2011年3月11日の福島第1原発事故以降、未来が見えない福島で、生産者は何を考え行動しているのか。
環境への負荷が少ないとされ、国によって推進されてきた原子力開発。しかし一度事故が起こってしまえが取り返しの付かないことになるということを、私たちは身を持って知ることになりました。放射能の汚染とどう向き合って生きるのか、この問いに答えをだすのは難しいことです。スローフード福島のメンバーは、今も多くがこの福島にとどまり、それぞれに活動をしています。4年と8ヶ月が経過した福島の今、そして未来について情報と思いを共有します。
出演:加藤勇治(福島市・米農家)
福島市・米農家・スローフード福島会員
1958年福島県福島市生まれ。1981年宇都宮大学農学部農芸化学化卒業。
1994年まで福島県農業会議に在職後、就農。
1997年(一社)福島県国際農友会に入会、2005年より事務局長を担当する。
本人、妻(中学講師)、1男2女、両親の家族構成、ただし子供達は結婚、就職、修学で両親との4人暮らし。水稲8.4ha(うち4.4haはWCS)収穫受託作業8ha