報告：川邉 聖一
テッラ・マードレのイマイカツミギャラリー＆トークに関わって、僕自身の反省は沢山ありましたがとても良い経験をさせて頂きました。ギャラリーの準備では人と人とのつながりや、出会う事、一期一会のタイミングの大事さなど思うことが有りました。確かに結果や目的は大事ですが、実はそれに進む為の過程や人との関わりが僕自身にはとても大事に思えました。今この情報化で便利な時代だけれども、どこか一方向で不確かな気がします。百聞は一見にしかず。自分の目耳鼻舌皮膚の五感で直接感じる事の大事さをテッラ・マードレで思いました。テッラ・マードレの大会は終わりましたが、私が思うテッラ・マードレを自分の生活の中で育てていこうと思います。有り難うございました。
全体的な印象は楽しく明るい雰囲気でとてもよかったと思います。お二人の作品と、川邉さんの小道具、後ろの窓から見える林の景色、太陽の光…すべ てがうまい具合に演出してくれたように思いました。途中で後ろを振り返ったら、後ろのほうまで立ち見のお客さんがいらしてよかったです。
実は一番楽しみにしていたのが、川邉さんの進行だったのです。ずいぶん緊張されていたようでしたが、いつも通りの川邉さんのしゃべりでした。ほとんど台本通りにはいっていなかったようですが、楽しませていただきました。台本通りでなかった分、ちょうど盛り上がっているところで終わりになってしまったように思いました。
お話の中でいちばん印象に残っているのが「いい加減」のお話です。なかなか難しいですがいつも心に持っていたい言葉です。いつか本当の「いい加減」を身につけられたらもっともっと自由に生きられるのだろうと思いました。 楽しい時間をありがとうございました。