開催報告

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B-1 「100年後の地域を見すえて」

スローフードしむかっぷ リーダー 山本 敬介

 占冠大会は平日メインの開催という日程になったが、この大会が地域にとってエポックメイキングな意味を持つことを皆が理解していたので、恐るるに足らずであった。  占冠大会のテーマは「源流から海へ」。これは20年以上前からコミュニティで取り組んできた活動の積み重ねから、自然と浮かび上がってきた地域の未来を示す指標のようなもの。

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B-3 「鵡川の落差工を考える住民会議」

報告:山本 敬介

 村内を流れる一級河川「鵡川」にある古い人工構造物「落差工」について考える住民会議。このテッラ・マードレでは、6月から行われてきたこれまでの議論の内容や、環境調査の様子、この住民会議の成り立ちなどを、コーディネーターを務めているオフィスマルマの長谷川雅広さんが、流域住民などの参加者に報告した。

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B-4 「料理部門を担当して」

報告:夏井 亮

 今回のスローフードのイベントで料理部門を担当して、食材確保、メニュー決定、仕込み準備と、日に日に緊張感も増していきましたが、イベント前日当日と迎えると、すっかり楽しんでいる自分がいました。  私の中では11/3の「海の民山の民交流会」が、私の中で今回一番の印象です。鵡川135kmの流域で育んだ食材、そしてそこで暮らす人々、素敵な交流会となりました。

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B-05

B-5 「自然写真家門間敬行と朝の森を歩く」

 自然写真家門間敬行さんは、1996年に占冠村に移住して、身近な自然を撮り続けています。最初はエゾモモンガなどの野生動物を撮影するのに良い環境ということで住みだしたそうですが、そのうちに村のディープな自然にどっぷり浸かるようになり、最近では「地衣類」などの小さな宇宙に熱中しているそうです。

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B-06

B-6 環境講演会 「福島の現在と未来」

報告:安田 あきの

 自分が作ったものをおいしいと言ってもらうことが農家の何よりの喜びであるのに、その土台が崩れてしまった、という加藤さんの言葉が心に残っています。私は農家ではありませんが、あぜ道に立って田んぼや畑を眺めると、やすらぎや自然への感謝の気持ち、農作業の達成感など、一言では言い表せないような感動を覚えます。

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B-7 環境講演会 「水俣の地元学」

報告:三浦 康幸

 丘の濃い緑に黄金色の甘夏が揺れ、遠くには水俣湾の群青と眩いきらめき。気候よく、人穏やか。海の幸・山の幸に恵まれたスローフードの桃源郷のようなこの街を、あの水俣病が襲いました。  「ないものねだりから、あるもの探しへ」地域に住む人々のつま先が外に向いていた頃、水俣で「あるもの探し」が始まりました。

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B-8 ギャラリー&トーク 「イマイカツミ&岩田健三郎」

報告:川邉 聖一

感想:土屋 亜紀

 丘の濃い緑に黄金色の甘夏が揺れ、遠くには水俣湾の群青と眩いきらめき。気候よく、人穏やか。海の幸・山の幸に恵まれたスローフードの桃源郷のようなこの街を、あの水俣病が襲いました。  「ないものねだりから、あるもの探しへ」地域に住む人々のつま先が外に向いていた頃、水俣で「あるもの探し」が始まりました。

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「しむかっぷスローランチ」

 4日のお昼ごはんは、村民食堂の人気カレーをベースに、猟師のエゾシカミンチ肉を煮込んだキーマカレー。むかわ町のししゃものフライをトッピングしました。まさに「鵡川源流から海へ」エゾシカ meets ししゃもカレーといったところ。

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B-9 「シンリツ・エオリパック・アイヌ『イオマンテ』を語る」

報告:山本 敬介

 「イオマンテ」とは、イ(それ)オマン(行く)テ(させる)の意味で、キムンカムイ(ヒグマ)の魂を神々の世界に送る事とその儀式を指す。日本語では「熊送り」や「熊祭」と訳される事が多いが、地域によってはシマフクロウやシャチでも行われるという。

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B-11 「焚き火クラブナイト」☓「ディアパーティ」

報告:細谷 誠

 テッラ・マードレ・ジャパンin 北海道2015の開催が決まり、広い大地の特色を生かした壮大な計画の下、占冠大会の開催内容とアイディア出しから、テーマを「源流から海へ」とし、大きな水の循環を考えその理念や未来像を多くの方と共有することを念頭にプログラムの構築と出演者、食材調達、各所への協力依頼を行った。

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B-13 「猟師のエクスカーション」

報告:浦田 剛・中島 辰男

 本プログラムでは「今回ならでは」を標語に、マスメディアでは得づらい論理的、技術的な解説や実体験で猟師の世界を知り、ひいては自然環境や社会と関係づけることを目指しました。  最初は座学。 講師の髙橋さんと浦田、中島が掛け合い、参加者へも問いかけながら進めました。

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B-14 「若者のプレゼンテーション」

報告:竹内 清孝

 未来へむけた若者の生のメッセージ。「いつまでも森林が94%の村と言い続けたい」占冠村の森と人との関わり方を指摘した坂口恒大。上富良野町で「私だからできる農業がある」と新しい農業の風を起こす“ふら農嬢(ふらのっこ)”の安丸千加。

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B-15 「しむかっぷおでん大会」

 占冠大会の最後は「しむかっぷおでん大会」。占冠の大根、じゃがいも、ふき、わらび、たまごに、むかわ町の海の幸、たこ、そしてつけ味噌もスローフードしむかっぷ農園で育てた大豆から作ったもの。スペシャルは人気のフォーチューンベーグルと、勝美さんのエゾシカロースト、そして隣町南富良野町下金山のもち米「はくちょうもち」でみんなでお餅つき。

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「きみよ見聞録」

報告:藤原 きみよ

「できることをできる時に」の言葉に甘えてるスローフードしむかっぷの一員ですが、参加することができて感謝と光栄な気持ちでいっぱいでした。 大笑いだけの私をいつもウェルカムでいてくれるスローフードの皆さんにありがとうと伝えたいです。

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