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A-8 「若者のプレゼンテーション」

報告:西村 有里

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 帯広畜産大学・かしわプラザにて開催した「若者のプレゼンテーション」は、学生を含め約120名が集まり、熱気に包まれた雰囲気の中、プログラムがスタートしました。十勝の農業の魅力を発信する畜大・農業サークル「あぐりとかち」から加藤里佳さん、農業女子のネットワーク「農と暮らしの委員会」から小田島亜弥さん、100年後の子孫に残せる農業を目指す「十勝未来創世プロジェクトNAFLL」から佐藤健司さんの3名を迎え、日頃の活動を発表、後半は座談会を行いました。
 「十勝の食べものはなぜ美味しいと感じるのか?」その答えを仲間たちとの合宿を通して考えた加藤さんは‘農家の人たちの魅力’ ‘農家同士の協調した関係性’に答えを見つけたことを伝え、命と向き合う仕事である酪農が大好きと話す小田島さんは生産者と消費者の思いやりある関係を作っていきたい、と仲間たちと実現したい夢について語り、昨年のキューバ訪問で豊かさの価値感が一変したという佐藤さんは、菜の花畑でのイベント開催や小学校での食育活動などを通して子どもたちの感性に種蒔きをする活動について映像を交えながら発表しました。
 それぞれがそれぞれのフィールドで大活躍していますが、その原動力となっているのが仲間の存在。 誇りに思い尊重し合える、そんな自立した関係の仲間たちと、伝えたい魅力・価値がここ十勝の大地にあります。

プログラム詳細

A-8 若者のプレゼンテーション