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C-1 「キャベツ畑でつかまえて~生産地見学会」

報告:嶋田 直美

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 〝キャベツ畑でつかまえて″は、札幌の名を冠した2つのアルカ、「札幌黄(玉ねぎ)」と「札幌大球(キャベツ)」を巡る半日旅。札幌農業の生き字引であるフレンズメンバー三部英二をナビゲーターに、生産現場を訪れ、それらを使ったお弁当を楽しむ豪華ツアーには、全国から18名が参加した。アルカの先輩である「札幌黄」は、F1品種に取って代わられ激減したが、「味の箱舟」への登録や「札幌黄ファンクラブ」の創設が原動力となり、生産量は少しづつ回復してきている。親の代から札幌黄を採種・生産する澤田さんは、経済的なバランスを取りながら、両親が大切に守ってきた種を繋ぎ、細く長く生産したいと話していた。次に訪れたのは、今年ついにアルカに登録された「札幌大球」の畑。生産者の吉田さんに話を聞きながら、みんなウキウキしながら鎌をふるい収穫体験をした。大きいものは15kgあったが、味見した葉は柔らかく甘い。今年から消費者を巻き込んだ取り組みが始まったばかりで、今後の展開が期待される。


プログラム詳細

C-1 キャベツ畑でつかまえて(札幌大球、札幌黄の生産地見学)