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C-16 「神おわす米~心の米・日々の米~」

報告:鈴木 秀利

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 まず初めにドキュメンタリー映画「白姓」の上映からスタートした。米が日本人とって食べ物という部分だけではなく、心の拠り所や信仰との関係などを日本各地の米にまつわる人たちを映像としているものだった。それを見るといかに私たちの日常と米の結びつきが強いのかと思う。
 上映のあと千野米穀店の徳永善也さん、有限会社あいねの相澤菜穂子さん、米農家の吉原康弘さんを招き、トークセッションを行った。徳永さんはお米を販売する立場から、相沢さんは食育やおにぎり屋さんのメニュー開発をする立場から、吉野さんは米を生産する立場から、それぞれの立場で日々思うことや感じることを話していただいた。また、途中から会場の参加者との意見交換なども交え「日本人にとっての米」の位置などを改めて感じとった。
 米の消費が落ちているという昨今、私たち日本人が私たちの食文化を見直すきっかけになったのではないかと思う。


プログラム詳細

C-16 「神おわす米〜心の米・日々の〜」