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B-6 環境講演会 「福島の現在と未来」

報告:安田 あきの

B-06

 自分が作ったものをおいしいと言ってもらうことが農家の何よりの喜びであるのに、その土台が崩れてしまった、という加藤さんの言葉が心に残っています。私は農家ではありませんが、あぜ道に立って田んぼや畑を眺めると、やすらぎや自然への感謝の気持ち、農作業の達成感など、一言では言い表せないような感動を覚えます。それが揺らいでしまうということを想像しただけで悲しくなります。
 農村に行けば、温かく迎え入れてくれて、農業の楽しさ、素晴らしさを語ってくれる農家さんがいる。そんな農家さんから元気をもらい、生きる上で大切なことや 心構えまで教えてもらえる。私にとって農村は大切な場所です。住んだことはなくてもなぜか懐かしさを感じる心のふるさとが、福島や北海道、そして日本中にこれからもあり続けてほしいと思います。


プログラム詳細

B-6 「福島の今、そして未来」